
Google 車両広告とは?
みなさんは Google 車両広告 をご存知でしょうか?
Google 車両広告は、新車・中古車のメーカー名、モデル、価格、走行距離、販売地域などの情報を、画像とともに検索結果の上部に表示できる広告フォーマットです。海外では既に多くのディーラーが活用しており、ユーザーの位置情報に基づいて近くの店舗の在庫が表示されます。
成果地点(コンバージョンポイント)には「見積もり」や「来店予約」を設定できます。また、P-MAX キャンペーンに対応しているため、Google 上の複数面に配信可能です。

画像引用元:https://blog.google/products/ads-commerce/introducing-vehicle-ads/
本記事では、Google 車両広告の導入に必要な情報や手順を、5 ステップでわかりやすく解説します。

※Google 車両広告は 2025 年 8 月 1 日現在、日本では未提供です。
STEP 1. アカウントの設定
Google Merchant Center と Google 広告 のアカウントをそれぞれ作成し、連携します。Google アカウントがあれば比較的簡単に作成できます。
1-1:Google Merchant Center アカウントの作成
Google Merchant Center は、広告に使用する車両データを Google に送信するための管理プラットフォームです。Google 車両広告を実施するには、Google Merchant Center に車両に関する情報を「車両データフィード」として登録する必要があります。
参照:Merchant Center の利用を開始する - Google Merchant Center ヘルプ
1-2:Googe 広告アカウントの作成
Google 広告アカウントは、広告キャンペーンの作成や予算管理を行うために必要です。
ここでは最低限アカウントの開設までできていれば OK です。他の準備を進めてから、「STEP 5.キャンペーン(P-MAX)の設定」で広告や予算の設定を行います。
参照:Google 広告アカウントを作成する: ご登録方法 - Google 広告 ヘルプ
1-3:Google Merchant Center と Google 広告アカウントをリンク
Google Merchant Center と Google 広告アカウントを連携させることで、車両広告キャンペーンの作成が可能になります。
参照:Google 広告アカウントを Merchant Center にリンクする - Google 広告 ヘルプ
STEP 2. 店舗情報の提供
Google 車両広告を配信するには、「どの車が、どの店舗で販売されているか」を紐付ける必要があります。
そのために、住所・営業時間・電話番号など、店舗ごとの基本情報を Google に提供します。これらの情報は、ユーザーが店舗を訪れる際の判断材料となり、来店予約などのコンバージョンを促す上でも重要です。
店舗情報の提供方法は以下の 2つから選択できます。
方法 A:Google ビジネスプロフィールのリンク
すでに各店舗の Google ビジネスプロフィールをお持ちの場合、Google Merchant Centerに店舗情報を登録することが可能です。
参照:Merchant Center への店舗の追加についてサポートが必要な場合 - Google Merchant Center ヘルプ
方法 B:店舗データソースのアップロード
店舗ごとのビジネスプロフィールを管理していない場合や、複数店舗を一括登録したい場合は、「店舗データソース」を使用して Google Merchant Center に情報を登録します。
参照:店舗データを作成、登録、送信する(省略可) - Google Merchant Center ヘルプ
STEP 3. Vehicle Ads Add-on の有効化
Google Merchant Center アカウント内で「Vehicle Ads Add-on」を有効化することで、
車両広告の配信が可能になります。
有効化の手順は以下のとおりです。
Google Merchant Center アカウントで、「設定とツール」アイコンを選択
[アドオン] を選択
[おすすめ]タブで「車両広告のアドオン」カードを選択
[[国名] に追加] をクリック(該当する国が自動入力されます)
参照:車両広告の有効化 - Google Merchant Center ヘルプ
STEP 4. 車両データフィードの作成とアップロード
車両データフィードとは、メーカー名、モデル、走行距離、価格、在庫の有無、車両の状態などの情報を入れたデータと、それを定期的に Google に送信する仕組みのことです。
4-1:変換元の車両データを用意
まずは、車両ごとのタイトル、価格、車両詳細ページ URL、画像 URL、在庫情報、などが
まとめられたデータを準備します。このデータが、Google 車両広告で配信する車両情報のベースとなります。
4-2:車両データフィードを作成
前ステップで準備したデータをもとに、Google が定めるフォーマットに従って車両データフィードを作成します。使用できるファイル形式は、以下のいずれかです。
区切り文字付きテキストファイル(推奨)
XML ファイル
Content API for Shopping
詳しい項目構成や仕様については、以下の公式ヘルプをご確認ください。
参照:メインフィードを作成する - Google Merchant Center ヘルプ
4-3:作成した車両データフィードをアップロード
作成した車両データフィードを Google Merchant Center にアップロードします。
その後、Google による審査が行われ、仕様に準拠しているかどうか、またフィード内の情報とサイト上の内容に齟齬がないかが確認されます。
問題がなければ、Google Merchant Center 上で、配信可能な車両情報として承認されます。
STEP 5. キャンペーン(P-MAX)の設定
Google 広告アカウントで P-MAX キャンペーンを作成し、車両広告の配信を有効にします。
P-MAX キャンペーン作成の手順は以下のとおりです。
キャンペーン目標の選択
販売促進やリード獲得など、ビジネスゴールに合った目標を選びます。コンバージョン目標の選択
来店予約やフォーム送信など、計測したいアクションを指定します。入札単価と予算を設定
目標コンバージョン単価(CPA)などの戦略を選び、1日の予算を決めましょう。キャンペーンの各設定を指定
配信地域やスケジュール、言語などを指定します。アセット グループを作成し、オーディエンスを選択
広告に使う画像・見出し・説明文などを登録し、ターゲットとなるオーディエンスを設定します。キャンペーンを公開入札戦略・予算の設定
最後に設定内容を確認し、キャンペーンを配信開始します
詳しい設定方法については、以下の公式ヘルプをご確認ください。
参照:P-MAX キャンペーンで車両広告を有効にする - Google 広告 ヘルプ.
よくあるつまずきポイントと対策
車両データフィードの不承認
画像 URL の誤りや必須項目の登録漏れが原因で、車両データフィードが不承認になるケースがあります。
また、新車か中古車かによって、必要な項目や入力すべき値が異なる点にも注意が必要です。
車両データフィードの仕様を確認し、それぞれの条件に合った正しい情報を、正しい形式で入力することが重要です。
更新頻度が少ないことによる問題
Excel などで手動管理・更新を行っている場合、車両の商品情報にタイムラグが生じやすくなります。その場合、サイト上の情報と広告に掲載される内容にズレが生じ、たとえばすでに売り切れとなっている車両が「在庫あり」として広告配信されるなど、ユーザーに誤った情報が伝わってしまうリスクがあります。
情報のズレや更新遅れを最小限に抑えるためには、データフィード管理を専門に行うアウトソースサービスや管理ツールを活用し、定時更新が可能な運用体制を整備することが重要です。
さらに詳しく知りたい方はこちら
Google 車両広告の詳細にご興味のある方は、ぜひ下記よりお気軽にお問い合わせください。データフィード管理に関するご相談も随時受け付けています。
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参考情報
Google Vehicle Ads: 9 Tips To Maximize Dealership
https://poweradspy.com/google-vehicle-ads-tips/8 Steps to Run Google Vehicle Ads for Performance Max: Full Guide
https://www.datafeedwatch.com/blog/vehicle-ads-google-shopping

























