
2025年にdfplus.ioの新オプション機能「MicroATS」を正式リリースしました。
求人メディア・人材紹介・人材派遣など「大量の求人・応募データ」を扱う事業者向けに開発された、Indeedエントリー対応を支援するサービスです。
この記事では、MicroATSの基本的な仕組みと特徴を5つのポイントに分けて解説します。
サービス提供の背景
Indeedにおいて、これまでオプション機能だった「Indeedエントリー」が標準化(必須化)されます。
詳しくはこちらの記事をご覧ください:
これまで「クローリング」「XMLフィード」を利用していた方の場合、掲載を続けるためには、Indeedエントリーに対応する必要があります。
その際、選択肢となる対応方法は、「直接投稿」「求人情報連携(Indeed連携ATS)」もしくは「XMLフィードでIndeedエントリーを適用させる開発を行う」の3つです。
Indeedエントリー対応における課題(お悩み)
しかし、求人メディア・人材紹介・人材派遣など「大量の求人・応募データ」を扱う事業者の場合は、どの選択肢をとっても課題や悩みが発生してしまうことが、ヒアリングを通してわかっています。
具体例を掲載方法ごとに挙げてみます。(※2025年4月時点で弊社フィードフォースが確認している内容です。今後、Indeedの機能変更等により解消される可能性があります)
「直接投稿」
一括入稿用のデータ作成が複雑で時間がかかる
一括アップロードできる行数に上限がある
求人内容の更新や掲載停止に手間がかかる
「求人情報連携(Indeed連携ATS)」
ATS入稿用のデータ作成が複雑で時間がかかる
求人の変更が1求人ずつしか行えない
一括アップロードできる場合も1000件など上限数がある
ATS 管理画面が非常に重くなり日々の運用が困難
「XMLフィードでIndeedエントリーを適用させる開発を行う」
そもそも開発リソースが潤沢にない
必要な開発要件がよく分からない
アップデートしていく仕様を自社でキャッチアップできない
何百万円も初期投資しずらい
大量求人・大量応募を扱う人材事業者が、こういった課題を回避し、Indeedへの掲載を続けるために開発されたのが、MicroATSです。
XMLフィードを使ったIndeedエントリーへの対応をSaaSの提供を通じて支援します。テストを重ね、2025年3月に正式リリースしました。
MicroATSの仕組み・ポイント
MicroATSの仕組みを5つのポイントごとに解説していきます。
①求人原稿(求人データ)をアップロード
求人サイトに掲載中の求人原稿(求人データ)をdfplus.ioへアップロードしていただきます。事前に加工いただく必要はありません。
アップロードはサーバー経由で自動化と手動アップロードの両方が可能です。
②Indeedの仕様に合わせて求人データを柔軟に調整、連携は自動化
データフィード管理ツール「dfplus.io」の機能を活用して、求人マスタをIndeedの仕様に合わせて調整・変換します。
管理画面上でデータの変換ルールを設定し、一度完了すれば変換・Indeedへの連携の作業は自動化可能です。また、変換ルールの調整や変更も簡単にできます。
③Indeed上で表示させる応募フォームを柔軟に作成可能
Indeed上で表示させる応募フォームの作成を行います。求人採用サイトで現在お使いのフォームの内容をほとんど再現可能で、貴社サイトの利用規約や個人情報の取り扱いのポリシーへの同意をとる設定も可能です。
④応募データ受取に関するIndeedの細かい仕様に対応
Indeedから応募データを受け取る際に、条件別で適切なHTPPステータスコードを返す必要があります。分岐が複数あるこの仕様にもMicroATSは対応しています。
ステータスコード | エラーメッセージ | 以下の場合にステータスコードで応答 |
400 | JSONペイロードに必要なキーが不足しています | 応募ペイロードに必要なキーが不足しています。 |
401 | X-Indeed-Signatureの値が不足している、または無効です | ヘッダーにSignatureの値が不足している、または無効です。 |
404 | 求人は無効、または存在しません | 求人は無効、または存在しません。 |
409 | システムに存在する応募と重複しています | 受信した応募が、システムに存在する Indeed 応募と重複しています。 |
410 | この求人の募集は終了しています | この求人の募集は終了しています。 |
413 | ペイロードが大きすぎます | 応募のペイロードが大きすぎます。 |
422 | 応募を保存できません | この応募は有効なJSONですが、必要なスキーマや仕様に合致しない、またはそれ以外の理由で無効であるため、処理できません。 |
⑤応募データをお客様の環境に合わせて送信
Indeedから受け取った応募データは、一度MicorATSを経由した後、お客様のサーバーやシステムに送信されます。
応募が発生する度に都度CSVかJSON形式のファイルが送信されるので、受信のためにSFTP or Amazon s3のサーバーをご用意ください。サーバーからDBへの応募データ連携はお客様側で開発が必要です。
また今後、PORTERS、RPMとの連携を準備中です。
MircroATSを利用するメリット
MicroATSを利用する最大のメリットは、既存の業務フローを変えずにIndeedエントリーに対応できることです。Indeedエントリーは、応募数の増加が期待できる効果があるので、少ない工数・負担で効果を実現できることは大きなメリットだといえます。
実際に、Micro ATSをご導入いただいた企業様から、以下のようなコメントをいただいています。
Micro ATSを導入したことで、求人の掲載方法やエントリー後の対応など従来の業務フローを大きく変更することなく、スムーズにIndeedエントリーに対応することができ、大変助かりました。
また、実装後には 2サイトともに エントリー数が約2倍~2.3倍 に増加し、ツールの利用料を上回る成果を上げることができたため、導入してよかったと感じています。
(「社内SE転職ナビ」「エンジニアファクトリー」運営 アイムファクトリー株式会社 ご担当者様より)
また、dfplus.ioの本体の機能を活用して、Indeed以外の求人ボックス、スタンバイ、Google、Criteo、Meta等のフィードを集約して管理することも可能です。求人データを活用したマーケティング・集客施策を効率的に実行できるのもメリットのひとつです。
よくいただくご質問
Micro ATSをご検討中の企業様から多くいただく質問をまとめました。ご参考になれば幸いです。
類似・競合サービスはありますか?
サイト制作等は含まず、データフィードを使ったIndeedエントリー支援のみを行っている事業者は、今のところ確認をしていません。
導入期間はどのくらいかかりますか?
最短で2ヶ月程度です。Indeed社のチェックや、お客様側のタスク進捗により変動します。
導入はどのような流れですか?
求人票の確認、XMLフィード作成、エントリーフォーム制作、応募データ連携、のタスクを並行して行っていきます。
導入決定から2ヶ月半がスケジュールの目安(ベース)となります。
料金体系はどうなっていますか?
初期:20万円 月額:10万円~
データフィード管理ツール 「dfplus.io」のご契約も必要となります。
料金の内訳としては、dfplus.ioが3万円〜、Micro ATSが7万円〜となっております。
求人件数が1万件を超える場合は、別途費用がかかります。(金額は別途見積もりとなります)
Indeed PLUSの利用はできますか?
XMLフィードの場合、Indeedの仕様上、Indeed PLUSの利用はできません。
PORTERS、RPM連携の目処はいつ頃ですか?
現在スケジュール調整中です。決まり次第ご案内いたします。
おわりに
dfplus.ioとオプションのMicro ATSは、直接投稿や、ATSの不便さを回避するためのデータフィードを利用したIndeedエントリー対応支援サービスです。 まだ最低限の機能提供となりますが、今後も鋭意機能開発を進めていきます。
Indeedエントリーへの対応や、XMLフィード関連でお悩みの人材事業者様、担当者様がいれば、ぜひ我々までお気軽にご相談ください。
これまで 300 社以上の人材関連企業様の XML フィードの支援を行ってきた知見を活かし、課題の解決に向けてサポートいたします。





























