導入事例インタビュー

ブランド腕時計のサブスク「KARITOKE」が、ダイナミック広告に注力!
開始約3ヶ月でCriteo他3媒体を展開、CTR8倍・CPA50% その背景とは

ななし株式会社 脇坂 茂寿様
  • ななし株式会社
    https://774.co.jp/
    ななし株式会社は、クローバーラボ株式会社から、ブランド腕時計レンタルサービス「KARITOKE」( https://karitoke.jp/ )とメンズファッションレンタルサービス「leeap」( https://leeap.jp/ ※グループ会社運営)がスピンアウトして誕生した会社です。
    【せかいにもっと、「うれしい」をつくる】をミッションに掲げ、ITの力で皆さまに喜んでいただけるようなサービス作りを目指しています。
ブランド腕時計のサブスクリプションサービス「KARITOKE」では今、ダイナミック広告媒体への出稿を増やしています。スピーディな媒体追加の背景にある、仕事の進め方・組織のあり方について、脇坂 茂寿様にお伺いしました。

ROLEXやHUBLOTをレンタルできる、サブスクリプションサービス「KARITOKE」

KARITOKE ( https://karitoke.jp/
KARITOKE(カリトケ)は、「腕時計のある生活」をコンセプトにサービスを開始した、取扱い数日本最大の腕時計レンタルサービスです。
44ブランド1,100種類の中から気になるブランド腕時計を月額3,980円(税抜)~ お楽しみいただけます。
シチュエーションや気分に合わせて、腕時計をレンタルしていただくことで腕時計をもっと身近に体験していただきたいと考えています。
―KARITOKEのラインナップを拝見すると、高級ブランド、スマートウォッチ、女性向けなど色々あります。ユーザーの方はどんな方が多いのでしょうか?
20代後半から40代の男性が多く、5種類ある月額プランの中で 19,800 円(税抜)/月の「executive プラン」が人気です。アンケートでは「いろんな時計を試してみたい」という方が多くいらっしゃいます。
取り扱い腕時計の中では、 ROLEX やHUBLOTなどが特に人気があり、「お気に入り」登録数が多いです。
―一番高いプランが一番人気なのですね。少し意外でした。
―サブスクリプションサービスということですが、広告のコンバージョンポイントは何でしょうか。
コンバージョンポイントは、腕時計の仮予約ならびに仮予約後の初回決済です。KARITOKEでは、仮予約後に審査が行われ、審査通過後に決済できるようになりますが、審査結果はマーケティング時点でコントロールできない面も大きいですので、仮予約のCPA、広告管理画面上のCPAを主に見ております。

Criteo はサブスクでも好調!広告予算の約1/3を割り当て

―この4月にCriteoを始められたということですが、効果はいかがですか。
想定したより成果が上がっております。他の媒体と比べても遜色なく、予算の約1/3を割り当てています
―何よりです!Criteoを始められた理由をお教えいただけますか。
まず、KARITOKEは取り扱い商品の種類が多いサービスなので、Criteoとマッチしうると思いましたし、クリエィティブの仕様等を見ても、成果が期待できると考えました。他会社様で成果が出ているというのもよく聞いておりました。

サポート・実績を鑑み dfplus.io を選択

―新しくダイナミック広告を始められたということで、たとえば稟議など、ご苦労はありましたか。
当社は必要なものは合理的にかつスピーディに意思決定していく文化があるので、社内での意思決定に苦労等はありませんでした。

フィードを利用した広告配信は初めてでしたので、ツールを使うメリット等について、「開発リソース的に都度対応が現実的ではない、はじめてなのでプロに助けてもらったほうが円滑」という風に説明いたしました。
―数あるツールの中で、dfplus.io をお選び頂いた決め手は何でしょうか。
dfplus.io を含め3ツールほどの中で検討していましたが、弊社としてはフィードの利用自体が初めてということから、サポートの手厚さ・豊富な実績がある御社に決定いたしました。

CTR 8倍、CPA 50%…効果の良いダイナミック広告を積極追加。約3ヶ月で3媒体展開

―Criteo以外のダイナミック広告媒体も、積極的に追加されています。
Criteoのほかに、LINE Dynamic Ads、Logicadを配信しております。

ダイナミック広告は、通常の静的なディスプレイ広告と比較すると効果が良く、媒体によってはCTRが8倍・CPAが50% といった結果が出ています。今はサービスとしても規模を拡大していきたいタイミングですので、積極的に追加いたしました。

配信媒体は、当社のサービスにあうか、成果が出うる仮説が立てられるか、等を元に選定しております。
* dfplus.io なら、複数媒体への展開もスピーディで、少人数チームでも負荷なく一元管理が可能です。ユーザーは平均4.1フィードを管理しています(2019年8月現在)。 詳しい資料はこちら

「やるべきことに集中する」運用担当1人で成果を出すための仕組み・組織体制

―ダイナミック広告の配信が初めての広告主様で、3ヶ月後に3媒体走っているのはかなりハイペースだと思います。広告運用体制について教えて頂けますか。
インハウス運用で、運用担当者は私一人です。広告運用から、効果計測、予算アロケーションまで担当しております。

ダイナミック広告以外では、Google(検索/ディスプレイ/Youtube)、Yahoo!(YDN/YSS)、Facebook の各広告を運用しております。

広告運用のほか、アフィリエイト・インフルエンサー様事務所開拓・広告用ボットなどの施策、LPや外部パートナー様への広告クリエィティブ依頼等の各種クリエイティブディレクションなども私の業務です。
レポートの見える化や、社内広告用ログ設計といったデータの可視化も進行しています。
―お一人なのですか!かなり業務範囲が広いですが、何かお仕事のコツがあるのでしょうか。
やる・やらないを明確にわけ、やるべきでないことはやらないということです。成果に結びつかないことはやりませんし、理由があればそれが認めてもらえる関係があります。

例えば、ディスプレイ広告は、これまでに最大11媒体運用したことがありますが、バナー画像で「単に面白そうなクリエイティブ」は採用しません。訴求軸を明確にしたもの、やる意味のあるものを言語化して広告配信します。

目標設定の上でも、最終的な数字目標だけでなく、途中のプロセスに関する目標も設定して上長と合意し、タスクや行動も細かく報告していますので、優先順位付けは強く意識しております

また、組織体制でいうと、週1回、開発メンバー・サイト運営メンバーを含めたMTGを行っています。その場で決まったことは、仕様を出せば開発担当も合意したリリーススケジュールに向けて対応していくという風土があります。
開発も優秀な人材が揃っていて、コミュニケーションも非常にスピーディです。
―素晴らしい環境だと思います。

今後は、ダイナミック広告をさらに活用していく

―今後の展開についてお聞かせください。
ダイナミック広告については、リタゲだけではなく新規獲得のための配信もしていきたいと思います。Criteoではすでに、類似配信を開始しています!また、エクストラバッジを活用して、全体で動いている施策との連動も、より密にできればと考えています。

KARITOKE サイト全体としては、チャットを利用した1 to 1のコミュニケーションや
サイトの検索項目やリコメンド精度向上施策で、お客様の満足度の向上をしていきたいと思います。
―ありがとうございました!
※この事例の内容は、2020年7月に実施したインタビューに基づいて作成しました。
※事例の内容は掲載時点のものです。