導入事例インタビュー

「クローリングよりも XML フィードの方がよい」業界の噂の真相とは?
XML フィードに切り替えてスタンバイの応募数が 1.8 倍に増加した
株式会社ビジネスアシストの dfplus.io 活用事例

株式会社ビジネスアシスト
松名 宏征 様、花田 渉 様
「クローリングよりも XML フィードの方がよい」業界の噂の真相とは? XLM フィードに切り替えてスタンバイの応募数が 1.8 倍に増加した 株式会社ビジネスアシストの dfplus.io 活用事例
  • 株式会社ビジネスアシスト
    「山口県をもっと元気に!」
    https://b-assist.co.jp/
    山口県のビジネスをアシストし続けて 35 年。フリーペーパー連動の求人情報サイト「もってけ!」を運営、山口県を中心に 2000 件以上の求人を取り扱う。不動産情報サイト「モッテケ!」、お店情報サイト「MOTTEKE」を運営するほか、WEB 広告代理や動画制作・IT コンサル事業も手掛ける。
ビジネスアシストは、山口県の求人を扱うフリーペーパー連動型サイト「もってけ!」を運営しています。クローリングから XML フィードに掲載方法を切り替えたところ、スタンバイの応募数が 1.8 倍に!大きな成果を挙げられた理由や、「クローリングよりも XML フィードの方がよい」という業界の噂の真相についてお話を伺いました。(以下敬称略)
松名 宏征 様
IT 企画部 部門長
求人情報サイト「もってけ!」のサイト管理・解析や、
集客などの業務を総合的に担う。
花田 渉 様
IT 企画部
求人情報サイト「もってけ!」の求人情報を管理するシステムの運用、
及び、各広告媒体に送信するフィードの管理を担当。
Before
  • クローリングでスタンバイに求人情報を掲載
  • サイト側で求人情報を更新した際、スタンバイ側に反映されるまでに時間がかかっていた
  • 掲載順位や応募数などに改善余地を感じていた
After
  • クローリングから XML フィード掲載に切り替え
  • スタンバイの応募数が、同予算で約 1.8 倍に
  • 更新頻度が担保され、変更がきちんと反映されるように

クローリングから XML フィードに切り替えたことで、スタンバイの応募数が約 1.8 倍に!

ー dfplus.io を導入した背景について教えて下さい。
松名:弊社は山口県の求人を扱うフリーペーパー連動型サイト「もってけ!」を運営しており、スタンバイ、求人ボックス、Indeed といった求人アグリゲーションメディアを使って集客を行っています。
求人情報 もってけ! (https://mtke-job.jp/
松名: dfplus.io を導入する以前は、クローリングを使ってスタンバイに求人情報を掲載していました。ですが、同業他社の方から「クローリングよりも XML フィードの方が成果がよい」といった話を聞くことがあり、XML フィードを使った掲載には興味を抱いていました。

花田:また、サイト側で行った求人情報の更新が、スタンバイ側に反映されていないことがたびたびあり、課題になっていました。これはクローリングという仕組みの特性上避けられないことなのですが、情報の最新性を担保するという意味でも、XML フィードに切り替えたほうがよいのではないかと考えていました。

松名:ちょうどそういったタイミングで、スタンバイ社から「クローリングから XML フィードに切り替えませんか?」という案内があり、そのときにご紹介いただいたのが dfplus.io でした。

我々としてもよい機会だととらえ、dfplus.io を使ってスタンバイ用の XML フィードを作り、クローリングから脱却することを決めました。
ー dfplus.io 導入後の効果はいかがでしょうか。
松名:はい。まずは成果面から申し上げると、dfplus.io 導入前に比べて、スタンバイ経由の応募数が、最大約 1.8 倍に増加しました!広告費は変えていないので、単純に考えて、CPA が半分近くまで抑えられたことになります。

市場のトレンドに影響されやすい業界ですので、他にも要因は当然あるのだと思いますが、前年の同月比で見ても応募数が下回ったことはないので、導入の効果は間違いなくあったと感じています。
株式会社ビジネスアシスト IT 企画部 部門長 松名宏征 様
花田:また、XML フィードはクローリングと違って、求人情報をスタンバイに送信する頻度・タイミングをこちらでコントロールできるので、反映漏れも少なくなり、より安心してスタンバイを運用できるようになりました。

圧倒的な成果を挙げられた理由とは? XML フィードの最適化が重要

ー同予算で応募数 1.8 倍は素晴らしい成果ですね!どういったところに要因があるとお考えでしょうか?
松名:そうですね。一番大きな要因は、dfplus.io を使って XML フィードを作成したことで、媒体に渡す求人情報が、成果が出やすい形に最適化されたことではないかと考えています。
ーぜひ詳しくお聞かせください!
松名:はい。クローリングでの掲載との違いを考えると、わかりやすいのではないかと思います。

たとえば、求人の魅力をより伝えるために、求人のタイトルにキーワードを追加しようとしたとします。「薬剤師」を「薬剤師/賞与あり・残業少なめ・駅チカ」に変えるようなイメージですね。

クローリングの場合は、これが結構難しいです。クローリングの場合、サイトの情報がそのままスタンバイでの掲載内容になるので、上記のことをやろうと思ったら、サイト上のタイトルを変える必要が出てくるんですね。

花田:「もってけ!」では現在 2,000 件ほどの求人を掲載しているのですが、それらをすべて変えようと思うと、かなり大掛かりな改修になります。

松名:一方で、XML フィードであれば、サイトの情報は変えず、スタンバイに送信するデータの内容だけ変える、といったことが可能です。実際に弊社でも、description( 求人説明文 ) の項目にキーワードを追加したり、サイト上にはない項目を補完したり、といった最適化を行っています。

dfplus.io を使えばこういった最適化も簡単に出来るので、非常に便利ですね。

「クローリングよりも XML フィードの方がよい」? 業界の噂の真相

ーなるほど! XML フィードの最適化が成果向上をはかるうえで非常に重要ということですね。
松名:その通りかと思います。今回、dfplus.io を使ってスタンバイの XML フィードを作ってみて、ひとつ気がついたことがあります。それは、業界の中で噂になっていた「クローリングよりも XML フィードの方が成果がよい」という話の本当の意味です。

重要なのは、クローリングか XML フィードか、といった「手法」の違いではなく、媒体に送る「情報の質」の違いである、ということです。今回、弊社がクローリングから XML フィードに切り替えた際も、キーワード追加などの最適化を行いました。これによって、媒体に送る情報の質が上がり、それが応募数の増加という結果につながったのだと考えます。

つまり、「クローリングよりも XML フィードの方が成果がよい」という話は重要な部分が抜け落ちているんです。より正しく言えば「クローリングよりも XML フィードの方が、媒体に送る情報のコントロールがしやすく、最適化によって質を上げることも出来るため、良い成果が出やすい」ということになります。
― 素晴らしいです。「クローリングよりも XML フィードの方が成果がよい」は、たびたび聞かれる噂ですが、その本当の意味をより多くの方に伝えていきたいですね。

jobda の XML フィード作成は数時間で完了。新しい媒体にもチャレンジしやすく

ー dfplus.io のツールとしての使い勝手はいかがでしょうか?
花田:画面の構成がシンプルにまとまっていて、使っている中で迷うことが少ない印象です。すごく上手く作られていると思います。
株式会社ビジネスアシスト IT 企画部 花田渉 様
松名:機能も充実していて、非常に使いやすいですね。複数のルールを組み合わせて、XML フィードの項目の内容を自由に加工できるのが良いです。
ー非常に嬉しい評価をいただきありがとうございます!
ー最後に、今後のデータフィード管理の展望について教えて下さい。
松名:今回、スタンバイの応募数が 1.8 倍という大きな成果が出たことで、dfplus.io を使った XML フィード掲載の効果が実感できました。同じく国産の求人検索エンジンである求人ボックスは、まだクローリングで掲載しているので、こちらも XML フィード掲載に切り替えていきたいです。

また、直近では、jobda の XML フィードを dfplus.io を使って作成し、配信開始しています。jobda は 2023 年にサービス開始をした新しい媒体ですが、グリー社が携わっているということもあり、飛躍の可能性を感じています。

花田: jobda の XML フィードは、dfplus.io の「フィードのコピー機能」を使うことで、ものの数時間でフィードの作成が完了しました。jobda のような新しい媒体にチャレンジする際も、dfplus.io があると始めやすいですね。

これからも引き続き活用を深めていければと思います。
― dfplus.io チームとしてもぜひご支援できればと思います!
※この事例の内容は、2024 年 5 月に実施したインタビューに基づいて作成しました。
※事例の内容は掲載時点のものです。