導入事例インタビュー

「フリマアプリとフィード広告の相性はかなり良い」
スニダン運営の株式会社SODAが
データフィード管理ツールを活用する理由とは

株式会社SODA Promotionチーム
梅澤 陵太 様、飛田 理沙 様
「フリマアプリとフィード広告の相性はかなり良い」 スニダン運営の株式会社SODAが データフィード管理ツールを活用する理由とは
「フリマアプリとフィード広告の相性はかなり良い」 スニダン運営の株式会社SODAが データフィード管理ツールを活用する理由とは
  • 株式会社SODA
    https://soda-inc.jp/
    「世界中が熱狂する次のマーケットプレイスをつくる」
    月間500万人以上が利用する国内最大級スニーカー&トレカフリマアプリ「スニダン」を運営。
    スニーカー、ストリートウェア、トレカ、ゲーム、ハイブランドなどハイプなアイテムを取り扱う。
    また、新作アイテムの発売情報を配信するメディアや、コーディネート写真など月間数万件以上が
    投稿されるコミュニティも提供。
月間500万人以上が利用する国内最大級スニーカー&トレカフリマアプリ「スニダン」を運営するSODAでは、Googleショッピング広告をはじめ、Facebook、Criteoなどフィード広告に注力しています。「スニダンのようなフリマアプリとフィード広告の相性はかなり良い」と考える理由、フィード作成における課題、ツールを活用するメリットについて、Promotionチームの梅澤様、飛田様にお話を伺いました。(以下敬称略)
梅澤 陵太 様
株式会社SODA Promotionチーム
ゲーム会社、Web広告代理店を経験した後、
株式会社SODAに入社。
スニダンの国内向けの広告運用・マーケティングを担当。
飛田 理沙 様
株式会社SODA Promotionチーム
SNSプラットフォーム事業会社等を経験した後、
株式会社SODAに入社。
シンガポール、オーストラリアといった
海外向けの広告運用・マーケティングを担当。
Before
  • スニダンのようなフリマアプリとフィード広告の相性は良いと
    考え、複数の媒体に展開していきたかった
  • フィードを自社開発していたが、フィード作成の際、
    開発部門のリソースがボトルネックになっていた
After
  • 1-2営業日でフィード作成が完了し、
    新しい媒体をすぐに始めることができるように
  • カスタムラベルを活用して広告キャンペーンを分けるなど、
    柔軟な広告運用が可能に

「フリマアプリとフィード広告は相性が良い」予算の6-7割をフィード広告に投下

ー現在運用されているデータフィード広告について教えてください。
梅澤 Google、Criteo、Facebook、LINEなどの広告媒体を運用しています。新規獲得を増やす上でのメインの施策と位置づけており、フィード広告に投下している予算を合計すると、全体の6-7割ほどになります。
ーフィード広告に注力されている理由は何でしょうか。
梅澤 私の場合、前職でECの広告運用を経験したことがあるのですが、基本的に、商品点数の多いフリマアプリとフィード広告の相性は、かなり良いと考えています。

フィード広告は、検索や閲覧といった行動や、興味関心などのデータをもとに、ユーザーひとりひとりに対して商品をレコメンドしていくのが特徴です。その際、商品点数が多ければ多いほど、レコメンドの選択肢も多くなりますし、アプローチできるユーザーの層も広がりますよね。

また、スニダンのようなフリマアプリは、事業の特性上、取り扱う商品の種類や量が重要で、基本的には、商品点数が日々増える方向に進んでいきます。そういった意味でも、フリマアプリとフィード広告は相性が良いと思いますね。

実際に、Googleのショッピング広告との成果は特に良く、獲得の中心になっています。
マーケターの手元でフィード管理が完結。項目プリセットを活用することで1-2営業日でフィード作成が完了
ーGoogleだけでなく、Criteo、Facebook、LINEなど、複数の媒体を運用されている理由は何でしょうか。
梅澤 複数の広告媒体に展開することで、1つの媒体ではリーチできなかったユーザーの獲得や、多面的なアプローチにつながると考えているからです。

また、私自身、新しいものが好きなので、まだやっていない手法や、新しい広告媒体はどんどんトライしていく姿勢で施策を考えています。たとえば、直近で言うと、2022年11月にローンチされた「Twitter ダイナミックプロダクト広告」の配信準備を進めているところです。スニダンで取り扱うジャンルの中でも特にトレカと相性が良いのではないかと考えています。

フィード自社開発時の課題:開発部門のリソースがボトルネックに

ーデータフィード管理ツールを検討されるきかっけについて教えてください。
飛田 dfplus.ioを導入する以前は、自社開発でデータフィードを作成していました。新しい媒体での広告配信を試すためにフィードを作成したり、記入内容を変更するために、都度開発部門のリソースを使ってしまうことが課題でした。

本来、アプリやサイトの新機能など、スニダン全体の事業成長につながる重要なタスクに開発部門が集中できている状態が理想なのですが、そこにフィード作成のタスクが差し込まれてしまっている状態でした。また、他のタスクと比べて優先順位が下がり、フィードの開発完了までに時間がかかることもありました。

データフィード管理ツールを導入することで、課題を解決できると考え、dfplus.ioの検討を始めました。実は前職でもdfplus.ioを導入した経験があり、費用や使用感などについても把握していたので、今回も安心感をもって導入の意思決定を行いました。
マーケターの手元でフィード管理が完結。項目プリセットを活用することで1-2営業日でフィード作成が完了

マーケターの手元でフィード管理が完結。項目プリセットを活用することで1-2営業日でフィード作成が完了

飛田 マーケティング部門の中だけでデータフィード管理を完結できるようになったことで、開発部門にタスクを差し込む必要がなくなり、会社全体としてリソースが最適化されました。

また、フィードを作成する際のスピードも格段に向上しました。開発部門に依頼していたときはリソース確保が難しくフィードの作成に2週間ほどかかっていたのですが、dfplus.ioを導入してからは、1-2営業日で完了するようになりました。

梅澤 新しいフィードを作るとき、dfplus.io上で媒体を選ぶと、項目のプリセットが表示されますよね。基本的にはそれに合わせて商品データの項目とひも付けていくだけで、媒体の仕様に沿ったフィードを作ることができるので、新しい媒体のフィードを作るときも簡単でした。
マーケターの手元でフィード管理が完結。項目プリセットを活用することで1-2営業日でフィード作成が完了
* dfplus.ioが正式対応している媒体であれば、媒体を選択し、フィード項目と元の商品データの項目をひも付けするだけで、フィード作成の基本的な部分が完了します。 dfplus.ioの全機能は「無料トライアル」でお試しいただけます。
梅澤 また、価格や在庫状況の表記を媒体の仕様に合わせて書き換えてくれる「自動最適化」の機能も便利だなと感じました。

広告運用でも役立つ「ルール機能」:カスタムラベルを活用して広告キャンペーンを分ける

ー他にもdfplus.ioの機能で便利だなと感じたものはありますか?
梅澤 ルール機能で、条件と処理を決めてフィード項目の内容を柔軟に調整できるのが便利だと思っています。たとえば、スニーカー商品など、元の商品データの商品タイトルには英語のタイトルが入っているのですが、ルール機能を使って、日本語の商品タイトルが入るように調整しました。

また、広告運用を行う上でもルール機能の柔軟性の高さは役に立っています。たとえば、Googleではカスタムラベルという項目に任意の内容を入れることで、商品のグルーピングができるのですが、「スニーカー」「ストリートウェア」「トレカ」といったカテゴリをカスタムラベルに入れることで、広告管理画面側で広告キャンペーンを分けて運用することが出来ています。

フィード活用の今後の展望:媒体に合わせた最適化、「データ結合機能」を使ったROAS最適化の取り組み

―データフィードの活用の今後の展望について教えて下さい。
梅澤 フィードを使ったクリエイティブ最適化の取り組みは、実行したいと思いつつ、まだ出来ていないものも多くあるので、今後取り組んでいきたいですね。

たとえば、Googleショッピング広告の商品タイトルをA/Bテストを行いながら最適化したり、Criteoのバッジ機能を活用するなど、広告媒体それぞれのフォーマット・特性に合わせた最適化を行っていきたいです。

飛田 まだアイデアレベルではあるのですが、dfplus.ioの「データ結合機能」を使って、ROASが向上できるのではないか、と考えていたりします。

具体的には、サイト側で持っている売上データやランキングデータ、各媒体の広告成果データを、「データ結合機能」を使ってフィードに組み込み、「広告に出しても成果につながる見込みの低い商品」をフィードから除外することで投資対効果が上がるのではないか、といったアイデアです。
―dfplus.ioチームとしてもぜひご支援できればと思います!

フィード広告を通じて、海外・国内でのさらなる事業成長につなげていきたい

ー最後に、今後のマーケティングの展望について教えてください。
飛田 シンガポールやオーストラリアなど、海外における成長は、スニダンの事業全体にとって非常に重要なので、注力していきたいです。

今後は、海外向けの広告配信のフィードにもdfplus.ioを導入することを検討しています。国内の広告で成功したフィード最適化施策を、海外向けの配信でもすぐに横展開することで、成長のスピードを上げることができると考えています。

梅澤 自分は、スニダンの国内での認知度や利用意向度はまだまだ低いと思っています。今後、マーケティングを通じてもっともっと多くの人にスニダンを利用してもらいたいですね。国内での利用を広げる上で、フィード広告は要になる施策だと考えているので、さらに注力していきます。

また、スニダンは二次流通だけでなく、Exclusiveや数量限定など、ブランド公式アイテムが買える「HYPE DROP」を2023年1月にスタートしました。HYPE DROPでもフィード広告を活用することで、認知を広げて行きたいです。
※この事例の内容は、2023年2月に実施したインタビューに基づいて作成しました。
※事例の内容は掲載時点のものです。