導入事例インタビュー

データフィード管理ツールの移行で、
頻繁なセール開催でも商品フィードのメンテナンスを可能に!
「商品をよりお客様にわかりやすくする」、
ORiental TRaffic・MISCH MASCH を運営する
株式会社ダブルエーの dfplus.io 活用事例

株式会社ダブルエー
今井 実央 様、正木 里奈 様
「フリマアプリとフィード広告の相性はかなり良い」 スニダン運営の株式会社SODAが データフィード管理ツールを活用する理由とは
「フリマアプリとフィード広告の相性はかなり良い」 スニダン運営の株式会社SODAが データフィード管理ツールを活用する理由とは
  • 株式会社ダブルエー
    https://www.wa-jp.com/
    「毎日のシーンに合わせて楽しく靴えらびをしてほしい」というコンセプトのもと、2002 年に ORiental TRaffic の 1 号店を下北沢に開店。その後、ORTR、WA ORiental TRaffic、NICAL などのブランドを立ち上げ。2020 年に卑弥呼を子会社化、2023 年に MISCH MASCH を吸収合併するなど、事業を拡大している。
ORiental TRaffic をはじめとした幅広いレディースシューズのブランドを展開する株式会社ダブルエー。Google、Criteo、Facebook・Instagram、Logicad で EC サイトへの集客を行っています。しかし、過去に使用していたフィード管理ツールでは、セールに合わせて商品フィードをメンテナンスしにくい、という課題がありました。現在は、ツールを dfplus.io に移行することで、商品フィードをメンテナンスし「お客様にわかりやすい状態」を維持できています。広告運用をインハウス化し、現在の管理体制を実現した経緯を EC 事業部でマーケティングを担当する今井様・正木様に伺いました。(本文敬称略)
今井 実央 様
EC 事業部 シニアマネージャー
2015 年に株式会社ダブルエーに新卒で入社。店舗スタッフなどを経験後、EC 事業部に異動し ZOZOTOWN などのモールを担当。2022 年よりマーケティングチームに加わり、Web 広告をインハウス化。現在も広告運用を担当。
正木 里奈 様
EC 事業部 マーケティング サブマネージャー
株式会社ダブルエーに中途で入社し、EC モールの担当を経て、2022 年よりマーケティングチームの立ち上げに参加。今井様とともに Web 広告をインハウス化し、広告運用を担当中。
Before
  • 使用していたフィード管理ツールの操作が難しく、フィードの改善にリソースがかかっていた
  • クローリングでのフィード作成はタイムラグがあり、フィードとサイトで異なる価格が表示されてしまった
After
  • dfplus.io は直感的な UI でプレビュー画面もあるため、フィード改善のハードルが下がった
  • セール時の価格変更をフィードへ即時に反映できるようになった

EC サイトは店舗の手が届かないところをカバーする

ーまず事業戦略について、教えてください!
今井 事業としてはブランドと販路の拡大を進めています。ORiental TRaffic よりも価格帯が上の NICAL というブランドを立ち上げたり、さらにその上の価格帯である卑弥呼を子会社化したりと、ブランドごとに異なる価格帯・ターゲットで戦略を強化しています。

販路の拡大については、たとえばテレビショッピングで販売をしたり、ORiental TRaffic の場合は他社さんに取り扱ってもらうなどをしています。
ーその中で EC サイトはどのような役割を担っているのでしょうか?
今井 店舗の手が届かないところをカバーしたいと思っています。まだ購入に繋がっていない・認知が広がっていないところをオンラインで広げていきたいですね。店舗がない地域もあるので、そこは EC が来店から購入までスムーズな体験を提供しなければいけないと考えています。

また、コロナによって EC で服や靴を買うお客様が非常に増えました。その中で、EC で商品を見て店舗に来店してくださるお客様もいれば、お店で商品を見て悩んで最終的に EC で買ってくださる方もいます。今は EC と店舗で、お互いにお客様が行き来している状態になっていますね。

オンラインとオフラインのシームレス化がどんどん進んでいるので、その中でお客様が商品を見て・選んで・買いやすいように考えていかなければと思っております。
マーケターの手元でフィード管理が完結。項目プリセットを活用することで1-2営業日でフィード作成が完了

Shopify への移行は、インフラ環境に課題を抱えていたからから

ー運営している EC サイトについて、教えてください。
今井  Amazon や楽天市場、.st など 9 つのモールに出店をしています。自社サイトは ORiental TRafficMISCH MASCH の 2 つがあります。MISCH MASCH は 2023 年 3 月に、ORiental TRaffic は同年 9 月に Shopify に移行しました。
ーどういった理由で Shopify に移行されたのですか?
今井  自社サイトの成長や CM などプロモーション時の波が大きくなったことに伴い、インフラ環境に問題を抱えていたことが理由です。Shopify はアプリなどのプラグインが豊富かつインフラが安定しているというメリットがあり、やりたいことを実現できると判断したため、カートのリプレイス先を Shopify に決定しました。
マーケターの手元でフィード管理が完結。項目プリセットを活用することで1-2営業日でフィード作成が完了

インハウス化で販促へのスピーディーな対応とコスト削減を実現

ーWeb 広告の運用体制や配信している媒体について教えてください。
今井  2022 年にマーケティングチームを立ち上げて、Web 広告の運用をインハウス化しました。現在は 3 名で、ORiental TRaffic 、MISCH MASCH のフィード作成から配信設定までを行っています。

サイトごとに媒体は異なりますが、Google・Criteo・Facebook・Instagram・Logicad ・Yahoo! 広告を活用しています。
ーどうして広告運用をインハウス化したのでしょうか?
今井  広告費が増えてきたのでコストを削減したかったことと、販促にスピーディーに対応したかったためです。

月曜日に週末の販促が決まり、木曜日までにクリエイティブを作成して配信設定を行う必要があるのですが、代理店に依頼していたのでは間に合いませんでした。

インハウス化した今は、販促に対して広告配信をしっかり行えていますし、代理店に依頼していたときよりも低コストで結果を出せています。

直感的な UI がフィード改善のハードルを下げる

ーdfplus.io を導入されたキッカケを教えてください。
正木  はじめは広告代理店から引き継いだ別のデータフィード管理ツールを利用していました。しかし、広告の知識がゼロの状態でインハウス化を進めていた我々には、操作が難しくフィードの改善にリソースがかかっていました。

dfplus.io のことは以前から知っていました。参加したセミナーで見た「直感的に操作できる UI」と「管理のしやすさ」が魅力的で、いつか使ってみたいと考えていました。そこで、MISCH MASCH のサイトを Shopify に移行するタイミングで導入しました。

Shopify 専用のプランがあったので、手軽に始めることができました。
マーケターの手元でフィード管理が完結。項目プリセットを活用することで1-2営業日でフィード作成が完了

クローリングではできなかった、マスターデータ更新の即時反映ができるように

ー操作しやすい UI 以外にも dfplus.io を導入したメリットはありますか?
正木  以前のツールはフィード作成をクローリングで行っていたため、マスターデータの更新がフィードに即時に反映されない問題がありました。たとえば、セール終了時にセール価格から通常価格に戻したのに、フィードに反映されないまま広告配信がされてしまったことがあります。その結果、広告とサイトで価格が異なるため、お客様からお問合せを頂くこともありました。

もともと使用していたツールは、サイトを Shopify に移管してもフィード作成はクローリングのままでした。そのため、マスターデータの変更をきちんと反映できるというのも、dfplus.io を導入した理由です。
ーShopify には「Google & YouTube チャネル」など、各媒体の無料の販売チャネル(公式アプリ)もあります。どうして、dfplus.io を選んでいただけたのでしょうか?
正木  ただ広告を配信するだけなら Shopify の無料の販売チャネルでもできます。しかし、フィードを改善することの重要性を理解していたため、自分たちでメンテナンスできる dfplus.io を選びました。
ー実際にメンテナンスされる際の使い勝手はいかがですか?
正木  プレビュー画面で設定した内容を確認できるので、フィード改善のハードルが下がり、メンテナンスのしやすさを実感できています。
マーケターの手元でフィード管理が完結。項目プリセットを活用することで1-2営業日でフィード作成が完了

オンラインストアだけでなく、ブランド全体の集客に取り組みたい

ー今後、マーケティングチームで取り組みたい事があれば教えてください!
今井  売上・利益を伸ばしていくために EC 化率をあげていきたいと考えています。マーケティングチームとしては、オンラインストアの集客だけでなく、ブランド全体の集客も必要だと思っています。店舗も含めたブランド自体の集客を目指して、広告配信や SNS に取り組んでいきたいと考えております。
ーその中で、さらにデータフィードを活用していきたい部分はありますか?
今井  主要な媒体には出稿しているので、Pinterest や LINE ショッピングなどその他の媒体を活用して集客の幅を広げていきたいですね。色々な媒体と連携できるところも dfplus.io の魅力だなと思っています。
※この事例の内容は、2023 年 9 月に実施したインタビューに基づいて作成しました。
※事例の内容は掲載時点のものです。