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2026/10/8 09:30

【Shopifyストア向け】Google広告を「回す」から「伸ばす」発想へ ― 無料アプリ Google&YouTube の限界と、商品データ最適化の極意

ナレッジ

Shopify で Google 広告を出しているとき、「とりあえず『Google&YouTube』*を入れて配信はできている」という状態で止まっているケースは少なくありません。

*商品情報を Google Merchant Center へ自動同期し、広告出稿や、Google ショッピングタブへの商品の無料掲載を簡単に行うことができる Shopify アプリ。Google が無料で提供している。

詳細:https://help.shopify.com/ja/manual/online-sales-channels/marketplaces/google

しかし、Google に送る商品データの連携・整備の仕方次第で、同じ広告費でも ROAS や流入数が大きく改善できることがあります。この記事では、無料アプリ「Google&YouTube」で広告配信を始めた(あるいは配信中の)Shopify 事業者の方に向けて、以下をお伝えします。

  • 広告の伸びしろはどこにあるのか

  • 実際に最適化で成果が変わった Shopify ストアの事例

  • 自社のフィードに伸びしろがあるか確認できるチェックリスト

  • 具体的な最適化ポイントと、無料アプリ(Google & YouTube)の限界

広告の伸び代や要素はどこにあるのか

広告の成果は、データフィード運用と広告キャンペーン運用の両軸が影響しています。
データフィードとは、EC サイトの商品データを、Google などの各広告媒体が指定した形式に変換したものです。

データフィードはクリエイティブのもととなる情報でもあり、入札グループの区分にも使われます。データフィードに正確・詳細な情報が入っているほど、Google Merchant Center の商品情報が充実し、ユーザーの検索クエリとのマッチ精度が上がるとともに、媒体の AI が最適なユーザーへ配信しやすくなります。

広告キャンペーンでは、フィードの値を使った入札強化や抑制も行われます。キャンペーン設定をどれだけ磨いても、フィードに渡す商品情報が不十分であれば、媒体のアルゴリズムは最適な相手に商品情報を届けることができません。

そのため、広告成果を高めるには、「広告キャンペーンの運用最適化」と「データフィードの最適化」の両軸が必要です。

最適化で成果が変わった、Shopify ストアの事例

データフィードを改善することで、実際にどのような変化が見られたか、Shopify ストアの事例を紹介します。

事例1:株式会社CEORY(アパレル / MURRAL)

デザイナーズブランド「MURRAL」を展開する株式会社CEORY は、英語表記が多い商品データを、Shopify のメタフィールドを活用して最適化しました。タイトルの英語表記をカタカナにする、必須項目を一括設定するなどの改善により、クリック数・購入数ともに改善しました。

実施した最適化:

  • 検索にヒットしやすいよう商品タイトルの英語表記をカタカナに変更

  • Shopify メタフィールドを活用して色情報を設定

  • ブランド・年齢層など、商品データにないが Google Merchant Center で必須の項目をルールで一括設定

成果:

  • クリック数 160〜220%に増加

  • 購入数 110〜120%に増加

  • 毎日安定して CV が発生するように

  • 比較・検討層ユーザーへのリーチが効率的に

全文はこちら:https://dfplus.io/usecase/ceory

事例2:株式会社PLAY PRODUCT STUDIO(アパレル / MAISON SPECIAL)

「MAISON SPECIAL」では、中間指標ではなく実際の売上への貢献度を高めるため、広告運用をインハウス化したのに合わせ、フィード最適化を実施。商品タグや販売実績データをフィードに反映して入札や訴求を細かく制御するようになり、内製化から 1 年で ROAS が 500% から 850% へ大幅に向上しました。

実施した最適化:

  • Shopify の商品タグやメタフィールドの情報をもとに、カスタムラベルを設定

  • 販売実績ベースで商品フィードを毎週更新

  • 商品タイトルにブランド名の日本語表記、カラー、サイズ情報を入れて広告用に最適化

成果:

  • インハウス化から 1 年で Google 広告の ROAS が 500%→850% に大幅アップ

全文はこちら:https://dfplus.io/usecase/maisonspecial

事例3:株式会社STAYGOLD(中古ハイブランドリユース)

中古ハイブランドを扱う「WASTE_NOT by BRING」では、商品の状態やブランドなど中古品特有の商品情報を Shopifyのメタフィールドで管理し、Google 広告に活用しています。価格帯や商品ランクなどをカスタムラベルに入れて、入札を細かくコントロールできるようになりました。その結果、入札の精度が向上し、ROAS は 2500〜2600%で安定して推移、半年間の自社 EC 成長率は150% 超を実現しました。

実施した最適化:

  • Shopify メタフィールドで管理する中古品特有の商品情報を Google Merchant Center に連携するため dfplus.io を導入。カスタムラベルで入札調整に活用                 

  • Google P-MAX のほか、 Google ローカル在庫広告や unisize へのデータ連携にも活用

成果:

  • ROAS 2500〜2600% で安定推移

  • 半年間の自社 EC 成長率 150% 超。オープン約 1 年で自社 EC が強力な販売チャネルに

全文はこちら:https://dfplus.io/usecase/staygold

事例4:株式会社夢展望(アパレル)

アパレル EC の夢展望では、Google、Criteo、Meta など多媒体への広告配信を行っています。ブランド特性や媒体の特徴を活かして画像やタイトルを最適化した結果、Meta 広告のクリック率(CTR)が約 2 倍に向上するなど成果が見られました。また、各媒体用の無料アプリではなくツールを導入することで、複数媒体の統合管理を実現しています。

実施した最適化:

  • Google、Criteo、Meta、RTB House など 6 媒体のフィードを1つのツールで統合管理                                                                             

  • 媒体ごとにタイトル・説明文・画像を最適化                                                                  

  • Shopify タグで配信対象外を設定

  • 補助マスタデータを活用してカテゴリを詳細に設定

成果:

  • Meta 広告の CTR が約 2 倍に向上

  • ストアの商品データを活かした柔軟なフィード運用が可能に

全文はこちら:https://dfplus.io/usecase/dreamv

自社ストアの広告成果の伸びしろは?まずはチェックリストで確認してみましょう

以下のうち 1 つでも当てはまる場合、広告成果の伸びしろが期待できます。

  • Google Merchant Center で不承認・警告が出ている商品がある

  • [title][description] がサイト掲載テキストそのままで、広告向けに最適化されていない

  • [google_product_category][product_type] が空欄、または自動補完された値が適切か自信がない

  • [color][size][gender][age_group] などの推奨項目が空欄

1 つでも当てはまった方は、次のセクションで具体的な改善ポイントを確認してみてください。

具体的な最適化ポイント

ここからは、今すぐ確認できる、具体的な最適化ポイントをご紹介します。

Google Merchant Center の不承認・警告を解消する

Google ショッピング広告では、不承認の商品は広告として表示されません。不承認・警告が出ている商品が多いほど、機会損失のリスクが高まります。

エラーは、Google Merchant Center の左側メニュー「商品」→「要対応」で確認できます。

参考:https://support.google.com/merchants/answer/12476548?hl=ja 

よくあるエラーと対処法についてもご紹介いたします。

エラー①「ショッピング広告ポリシーに違反しています」 

特定カテゴリの商品が、適切な設定なしに配信されているケースで発生します。代表的な例は以下のとおりです。

  • アルコール飲料(液体):Google 商品カテゴリを「食品・飲料 > 飲料 > アルコール飲料」、またはこれに含まれるいずれかのサブカテゴリとすることで解消できます

  • 著作権で保護されたコンテンツ:法的に宣伝する権限がある場合は、Google への申請が必要です

  • ヘルスケア関連コンテンツ(市販薬・未承認サプリメントなど):国によって事前承認が必要なケースがあります

詳細:https://support.google.com/merchants/answer/6149970?hl=ja

エラー②「画像でプロモーションのオーバーレイが発生しています」 

ブランドやメーカーロゴ、価格情報、行動を促すフレーズ、「送料無料」などが画像に含まれているケースで発生します。規定に違反しない画像に差し替えましょう。または Google Merchant Center の「Product Studio」機能を使った作成・修正も可能です。

詳細

エラー③「商品価格が一致していません」 

ストアの表示価格(税込)とデータフィードの価格(税抜)が一致していないケースで発生します。フィードの値を修正することで解消できます。

詳細:https://support.google.com/merchants/answer/12159029?hl=ja

タイトル [title] を最適化する

タイトルは広告クリエイティブの中でも最も目に入りやすい項目です。情報量を増やしたり、より適切な内容にすることでユーザーの検索キーワードとマッチしやすくなり、インプレッション増加が期待できます。

改善のポイント:

  • ブランド名・色・サイズ・素材など、ユーザーが検索しそうなキーワードを追加する

  • 重要な情報ほど先頭に配置する(最大 150 文字設定できるが、表示されるのは最初の 70 文字程度)

  • 英語表記のみのタイトルは、日本語を追加して検索にヒットしやすくする

  • 宣伝文を含めない(価格・送料・会社名などをタイトルに入れると不承認になる)

詳細:https://support.google.com/merchants/answer/6324415?hl=ja&sjid=6593365329464022122-NC

Google 商品カテゴリ [google_product_category] を詳細に設定する

Google 商品カテゴリとは、Google の商品分類に従い設定する項目です。レコメンドエンジンの最適化に関与しています。

大分類だけでなく、「ファッション・アクセサリー > 衣料品 > トップス」のように小分類まで詳細に設定することで、商品情報が媒体側に正確に伝わり、表示回数の向上が期待できます。

自動補完に任せているケースでは、補完された値が正確かどうかを一度確認することをおすすめします。

詳細:https://support.google.com/merchants/answer/6324436?hl=ja 

また、 「Google 商品カテゴリ検索ツール」(Yuwai株式会社)では、無料・登録不要で[google_product_category] 属性を日本語の俗称・略称・英語から検索できます。

商品カテゴリ [product_type] を設定する

商品カテゴリは、媒体のレコメンドエンジンの最適化に寄与する項目です。Google 商品カテゴリとは別に、サイト内独自のカテゴリ軸を活用することができます。

例えば、「トップス > シャツ > 半袖」では性別やブランド情報が含まれず、最適化が制限されます。一方で、「シャツ > メンズ > ブランド名」のように異なる 3 軸の情報を組み合わせることで、エンジンがユーザーの好みをより正確に捉え、広告成果の向上に繋がります。

また、登録した値を利用して、ショッピングキャンペーンの入札単価やレポートを整理することもできます。

詳細:https://support.google.com/merchants/answer/6324406?hl=ja

推奨項目 [color][size][gender][age_group] などを設定する

推奨項目にも可能な限り値を設定することで、フィードの情報量が増え、媒体の最適化が促進されます。特にファッション・アクセサリーカテゴリでは、[color]・[size]が必須項目となるケースもあります。

詳細:https://support.google.com/merchants/answer/14916941?hl=ja

無料アプリ「Google&YouTube」で連携している場合、Shopifyストア内には情報があるものの、Google Merchant Center に正しく連携できていないこともあるため、一度確認してみましょう。

無料アプリ「Google&YouTube」の限界と、dfplus.ioで解決できること

今回ご紹介する方法は、大きく分けて 3 つです。

  1. Google&YouTube でできること

  2. Google&YouTube + Google Merchant Center(Google Merchant Center)の属性ルール併用でできること

  3. Google&YouTube + 属性ルール併用だけでは難しいこと、管理環境があれば変わること

Google&Youtube チャネル

Google Merchant Center
属性ルール併用

フィード管理ツール
「dfplus.io」

コンセプト

ストアの商品データを Google に送る

フィードデータをルールベースで調整する

成果を出すためのデータフィードを作る

カスタマイズできる範囲

手動上書きのみ

基本的にフィード内の値を組み替えるのみ

メタフィールド・タグなどフィード以外の情報も自由に組み合わせて設定

対応媒体

Google のみ

Google のみ

Google・Meta・LINEヤフー・awoo AI など多数対応

費用

無料

無料

有料(月 1 万円〜)

①Google&Youtube でできること

Google&YouTube は、ストアの商品データを Google に送るための無料アプリ(Google 提供)です。一部の値を手動で上書きすることが可能です。

直接商品ごとに設定する必要はありますが、Google&Youtube 内 Google Merchant Center 項目の 3 点リーダーにある「商品を管理」または「商品を一括編集」から手動で修正できます。

上記の「商品を管理」または、ストア管理画面の「商品管理」タブから各商品管理ページに遷移すると、一番下に「検索エンジンリスティング」という項目があります。

本来は、検索結果に表示させるタイトル・説明文を編集する SEO 機能ですが、Google&YouTube 内の設定にて、商品の同期をオンにすることで、ショッピング広告にも同じ内容が適用されます。

こちらの機能を利用することで、広告に適用したい広告タイトルを設定することができます。

ただし各商品管理ページごとに設定をする必要があるため、アイテム数が多い場合は工数がかかってしまいます。

②Google&YouTube + Google Merchant Center の属性ルールの併用でできること

Google&YouTube と、Google Merchant Center の属性ルールを併用すると、一括の編集や不足項目の補完などができるようになります。属性ルールとは、Google Merchant Center 上でフィードデータをルールベースで調整できる機能のことです。無料で利用でき、Google&YouTube で連携したデータをもとに、フィードを加工することができます。

例えば、 「商品名にブランド名を追加する」といった属性ルールを作成すれば、全商品(または特定の条件に合致する商品)に一律で、商品名にブランド名が追加されます。 Google&YouTube で Google Merchant Center に連携済みの項目を活用することも、一律のキーワードを追加することも可能です。

また、「補助ソース」機能を使うと、連携済みのデータにはない情報をルールに活用することができます。
例えば、商品と Google 商品カテゴリとの対照表を用意して補助ソースとして取り込むことで、Google 商品カテゴリを新たに設定することができます。

ただし、季節やキャンペーンごとに設定を変更する必要がある場合は、一度既存のルールを削除し、新しく設定し直す必要があるなど、変更の工数がかかりやすい点には注意が必要です。

③Google&YouTube + 属性ルールでは難しいこと、管理環境があれば変わること

Google&YouTube は、配信を始める段階では十分に機能します。また、アイテム数が多い場合、Google Merchant Center の属性ルールを併用することで、簡単なタイトル加工などはルールで一括対応可能です。しかし、以下のようなタイミングで限界が生じます。

  • 商品数が多く、手動での更新・管理が追いつかない

  • Shopifyのメタフィールドやタグなど、アプリで標準連携されない情報を広告データに活用したい

  • カスタムラベルを活用して商品ごとに入札単価を細かく調整したい

  • Google Merchant Center に補助データを入れてフィードを加工するのは手間

データフィード管理環境があれば、LINEヤフー(旧Yahoo!)、Meta、Criteo など複数媒体の統合管理が可能になり、各媒体に合わせた複雑なフィード連携ルールも簡単に設定できます。

これにより、最適化にかかる作業時間が大幅に削減され、広告戦略の自由度を高めることで他社に対する大きなアドバンテージに繋がります。

広告成果を最大化するうえで、いち早く整備しておくべきインフラと言えます。

ストアのフェーズにあわせた選び方

これまでの内容をふまえると、データフィード管理ツールを検討するメリットが大きいのは

  • アイテム数が多い

  • 複数媒体に展開したい

  • メタフィールドを活用したい

  • 施策の PDCA を回しやすい環境を整えたい

といった要件が出てくるタイミング、すなわち広告に注力するタイミングであると言えそうです。

dfplus.io で引き出す、広告成果のポテンシャル

dfplus.io は「成果を出すためのデータフィードを作る」ことをコンセプトにしたデータフィード管理ツールです。メタフィールド、タグ、コレクションなど、フィード以外の情報も自由に組み合わせて設定できるため、Google&YouTube や Google Merchant Center の属性ルール機能では難しい最適化が可能です。

管理画面は直感的に操作でき、新しいフィード設定を試す場合も、PDCA が回しやすい環境が整います。
担当者が変わっても設定の意図を引き継ぎしやすく、属人的な運用を防ぐ仕組みとしても機能します。

  • 最短 1 日でフィード作成:直感的に操作できる UI と多数のオリジナル機能を備えており、日々の業務を圧迫せずフィードを作成できます。導入から初期設定までのサポートも充実しています。

  • 運用担当者の手元で完結:媒体ごとの仕様調整や成果改善に向けた最適化も、ツール上でスピーディーに実行できます。他部門への依頼や調整に時間をとられる心配がありません。

  • 最新施策もすぐ開始:フィードの活用先は主要広告だけでなく、SNS・サイト UX 向上ツール・生成 AI などに拡大しています。フィード管理環境を整えておけば、最新の施策にもすぐ対応できます。

なお、Meta(Facebook & Instagram)広告のフィード最適化について、こちらの記事でご案内しています。あわせてご参照ください。
https://dfplus.io/blog/how-to-add-supplemental-feeds-to-catalog-in-meta-commerce-manager-in-shopify-store

無料でデータフィード診断を実施しています

ここまで見てきたように、「とりあえず配信する」フェーズから「成果を伸ばす」フェーズへ進むためには、データフィードの最適化が鍵になります。

まずはチェックリストで自社のフィードの現状を確認してみてください。1  つでも当てはまる項目があれば、改善の余地があります。

「自社のフィードにどれくらい伸びしろがあるか、具体的に知りたい」という方は、ぜひデータフィード無料診断をご利用ください。現在のデータフィードや広告クリエイティブを拝見し、商材や運用体制に合わせた改善案をご案内します。

※希望者数が多い場合はお時間をいただくことやお断りさせていただくことがございます。

ご希望の方は、下記「お問い合わせ」ページにて、下記 2 点をお伝えください。担当よりご連絡させていただきます。

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  • Shopify ストアの URL

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