2026/7/22 02:00

ROAS 2500%、成長率 150%超を実現。「出せるモールは全部出す」株式会社STAYGOLDの自社 EC 戦略

EC・サブスク

https://staygold-sg.com/

中古ハイブランド品の買取・販売を中心とした総合リユース事業を展開。リユース文化の発展、社会浸透をミッションに、「BRING」をはじめとした10以上のブランド・サービスを運営している。2011年の1号店オープン以降、東京・大阪・名古屋など全国に店舗を拡大。2025年には自社ECサイト「WASTE_NOT by BRING」をオープン。

店舗・ECでハイブランドリユース事業を展開する株式会社STAYGOLDは、2025 年 4 月には自社 EC「WASTE_NOT by BRING」をオープン。試着予約や独自のキャンペーン展開など、モールでは実現が難しかった自社サイトならではの顧客体験を提供しています。

Shopify で構築された自社 EC では、中古品特有の商品情報をメタフィールドで管理。これを広告配信に活用するため、dfplus.io を導入しました。カスタムラベルを使った価格帯別の入札調整により、Google P-MAX の ROAS は 2,500% 超を実現。オープンから約 1 年で、自社 EC は強力な販売チャネルへと成長しています。

E コマース運営課の森川友太様に、自社 EC 立ち上げの背景から、データフィードの取り組みや広告成果、そして今後の展望について伺いました。

  • 森川 友太様

    サプライチェーンマネジメント本部 サプライチェーンマネジメント企画部 E コマース運営課

    システムエンジニア(SE)としてキャリアをスタート。その後、ブランド買取専門店でのバイヤーや SV(スーパーバイザー)、総合 EC モールのコンサルタントを歴任。さらに大手中古ブランド専門店の EC サイト運営を経て、現在は株式会社STAYGOLD にて自社 EC サイトの運営全般を担当。

品揃えとクオリティに強み。ハイブランドリユースを店舗・EC で展開する株式会社STAYGOLD

―貴社の強みと、森川様のご担当を教えてください。

株式会社STAYGOLD は、二次流通、中古ハイブランドを店舗・EC で販売しています。

クロムハーツに代表されるシルバーアクセサリーの品揃えやクオリティは弊社の強みのひとつです。

また、海外ハイブランドやドメスティックブランドのファッションアイテムから、ロレックスなどの高級時計、CHANEL や Hermès を始めとした高級バッグ、ジュエリーまで、取り扱い商品の幅が広いのも特長です。

私は E コマース運営課の課長として、全てのモールと自社 EC の運営全般を担当しています。

―現在の EC 展開について教えてください。

出せるモールは全部出す方針で、楽天市場、メルカリ、Yahoo!ショッピングなど複数のモールに出品しています。

また、昨年 4 月に自社 EC「WASTE_NOT by BRING」をオープンしました。

―楽天市場では、3 年連続でアワードを受賞するなど、高い評価を獲得していますね。

試着予約に新着セールまで――モールでは難しかった一歩先行くユーザー体験を自社 EC で実現

―自社 EC 立ち上げの背景を教えてください。

自社 EC なら、もっとお客様に寄り添ったサービスを提供できるのではと考えたからです。

モールは多くの方にご利用いただいている一方で、システムなどの制約で「やりたいことができない」もどかしさもありました。弊社だからこそできることを形にするため、自社 EC の立ち上げに踏み切りました。

オープンから約 1 年経ちましたが、モールに依存しないので、例えば一押し商品の入荷に合わせてセールやキャンペーンを展開したり、試着ニーズが高いハイブランド品・中古品だからこそ、スムーズに実店舗での試着にご案内できるよう試着予約フォームを設けたり。自社サイトならではの体験を提供できるようアップデートを続けています。

―自社 EC は Shopify で構築されていますね。なぜ Shopify を選択したのでしょうか。

アプリが豊富で、拡張性が高いのが決め手でした。また、将来的に海外展開を考えていたので、Shopify がベストだろうと判断しました。

Shopify メタフィールドを活用するため dfplus.io を導入。Google Merchant Center のエラーを解消

―Google P-MAX 用のデータフィード(商品フィード)管理環境として、dfplus.io をご利用いただいていますね。ご導入のきっかけを教えてください。

最初は Shopify の純正機能(媒体が提供する無料アプリ)を使おうとしたのですが、メタフィールド*の値を連携できなかったため断念しました。
*通常の項目(商品名、価格、説明文など)以外に必要な情報を自由に追加できるカスタムフィールド

一次流通と異なり、二次流通品には商品の状態やブランド、仕入れ日といった独自の商品情報があります。これらは Shopify の標準フィールドに収められないため、弊社ではそれらの情報をメタフィールドに格納しています。

純正機能ではこれらの情報を Google に連携できないのは大きな問題でした。

また、フィードの必須項目を、対応する Shopify の標準フィールドではない項目で管理しているために、Google Merchant Center で大量にエラーが出てしまいました。

広告配信できる状態にするには、外部ツールを入れるしかないと判断し、前職で使用していた dfplus.io の導入を決めました。

ルール設定×カスタムラベルで、価格帯や経過日数など”ストアにないデータ” での入札調整が可能に

―dfplus.io で、課題は解決されましたか?

はい。エラーが出ない、クリーンなデータを省力で作れるようになりました。純正機能では使えなかったメタフィールドの情報も、dfplus.io のルール機能を使って変換し、配信に活用できています。

また、データを変換するだけでなく、ストア上では持っていないデータを作り、広告配信に活用できる点も魅力を感じています。

―具体的に教えてください。

例えばカスタムラベル*です。価格帯や商品ランク、ブランドなどをカスタムラベルに入れています。Google の仕様上 5 つしか作成できないのですが、もっと欲しいくらいです(笑)
*商品グループを分類し、入札調整に活用できるフィード項目

特に効いているのは、価格帯とブランドです。価格帯でキャンペーンを分けることで、入札の細かいコントロールができています。

自社 EC は、他モールに比べて平均単価が圧倒的に高いのですが、これは、価格帯別カスタムラベルによるキャンペーン設計で高額商品が動くようになり、高単価な商品へ適切に入札配分できるようになった効果だと考えています。

―経過日数もカスタムラベルとして活用されていますね。

入荷から一定期間を経過した商品を優先的に出したい場合や、新着商品を売っていきたい時の調整に活用しています。二次流通特有の事情にフィットする使い方だと思います。

Google P-MAX で ROAS 2500%をキープ。オープン約1年で自社 EC が強力な販売チャネルに

―使い勝手についてはいかがでしょうか。

大満足です。やりたいことは工夫次第でなんでもできる印象です。設定を試行錯誤して、意図通り商品データが変換できたときは嬉しくなりますね(笑)

―お役に立っているようで嬉しいです!広告成果はいかがでしょうか。

広告成果は非常に好調で、ROAS(広告費用対効果)は 2,500〜2,600%で安定して推移しているのも嬉しいです。

自社 EC の、今年 1 月から 6 月までの成長率は 150%超で、今期の EC 売上目標をすでに達成しました(取材:2026 年 6 月)。

―ストア開設、広告開始から約 1 年で素晴らしいですね!

商品データの活用先は P-MAX だけじゃない──ユニサイズ連携とローカル在庫広告にも展開

―Google P-MAX 以外にもご活用いただいてますね。

はい。オンライン試着サービス「unisize」と、Google ローカル在庫広告用のデータフィードを作成しています。

unisize はもともとクローリングで実装していたのですが、データ連携にタイムラグがあり、特に見られやすい新着商品に  unisize のバナーが表示されないという課題がありました。媒体に相談したところ、フィード連携であればタイムリーに反映できるとのことだったので、dfplus.io のフィードを使った連携に切り替えました。

―Google ローカル在庫広告についてはいかがでしょうか。

実店舗を持つ事業者にとって、店舗の近くで検索中のユーザーに在庫状況とともに商品を訴求できるこのメニューは、魅力的です。

Google ローカル在庫広告の配信には「Google ローカル商品在庫フィード」が必要なのですが、これも dfplus.io 上で問題なく作成できました。

LINEヤフー広告、越境への挑戦──自社 EC を次のステージへ

―今後の展望を教えてください。

まず LINEヤフー広告への展開を考えています。Yahoo! 面は、Google に比べてユーザーの年齢層が高いため、高額商品を扱う弊社は相性が良いのではと考えています。

また、商材の幅も広げていきたいです。現在のファッション・アパレルや高級時計に加えて、家具やインテリアなどカルチャー全般を扱うショップへと成長させたいですね。

長期的には越境 EC にも挑戦したいです。Shopify を選んだのも海外展開を見据えてのことだったので、ぜひ実現したいと思っています。

―ぜひ今後も商品データの観点からさらなる成長をご支援させてください!本日はありがとうございました。

※この事例の内容は、2026 年 6 月に実施したインタビューに基づいて作成しました。

※事例の内容は掲載時点のものです。

導入前のご相談から運用開始まで、担当者が伴走します

フィードのことでもう悩まない。
必要な機能はオールインワン
「dfplus.io」

相談したい
話を聞いてみたい

料金や機能説明、
トライアルなどのご相談はこちら

お問い合わせ

まずは資料がみたい

特徴や機能をまとめたサービス概要資料を
無料でダウンロード

資料ダウンロード